【グルメレビュー】AKHA AMA COFFEE KAGURAZAKA @神楽坂

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神楽坂にある、「AKHA AMA COFFEEアカアマコーヒー KAGURAZAKA」が超素敵だったので、紹介させてください。

スタッフさんが、オーナーさんと同じ情熱を持って働いているのってとてもよいよね」と感じさせられました。
お店のコンセプトがスタッフさんにまできちんと浸透し、内外観だけでなく、接客にまで反映されています。

4n5asd

娘(4歳)を溺愛する30代後半パパ。

家業倒産・大学中退から派遣社員を経て、一休.comを運営する株式会社一休へ。ふるさと納税サイトの立ち上げなどを経験し、レストラン事業本部長に就任。2024年10月に退職し、現在はスタートアップに勤務中。

【Life & Work】
Trip:沖縄旅のプロ(渡航歴20回以上、子連れでも6回)

Run:月間300km走るガチ勢(ハーフベスト1°22’02”)
※転職後距離激減中

Biz:元・一休 レストラン事業本部長

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神楽坂に用があったのですが、ランチが微妙だったため、お口直ししたくなりました。
調べてみると、食べログで評価の高いカフェが近くに。
それがこのアカアマコーヒーでした。

外観内観は、今風のおしゃれカフェです。
とてもオシャレではあるのですが、昨今のカフェは洗練された店が多く、あちこちで見かけます。
オシャレさだけなら、他にもあるでしょう。

入店すると、とても感じのよい、穏やかな男女スタッフが声をかけてくれました。
先に精算するスタイルです。
各種キャッシュレスにも対応しています。

メニューを見て直感で注文したのが、カフェラテとキャロットケーキ。
偶然ですが、インスタなどでも、この組み合わせが紹介されることが多いようです。

精算を終えると、冊子を渡されました。
店内は8割埋まっていたため、空いていたカウンターに座りました。
普段は、店外に列ができるほど混み合っているそうです。
ラッキーでした。

ドリンクとフードが出てくるまで、冊子を読んで待ちます。

冊子によると、「アカアマ」とは「アカ族の母」という意味だそうです。
タイのチェンマイに3店舗あり、タイ北部の少数民族である、アカ族の青年が2010年に始めたそう。

元々は「村を豊かにしたい」との思いで始まったとのこと。
今では親戚やお隣さんがコーヒー栽培を始め、若者がバリスタになるなどして、村に戻ってくるようになったそうです。
「バリスタが生産者を知っている」など、その持続可能なソーシャルビジネスが注目を集め、今では観光シーンに欠かせない存在となっているようです。

以下はお店の男性スタッフに教えていただいた話です。
海外では、日本にのみ店舗があります。
日本店舗のオーナーが、旅行で本店を訪れた際、味と創業のストーリーに惚れ込んで、出店させてもらったそう。

その男性スタッフも、創業ストーリーと、単一農園のコーヒー豆を使っているという珍しさに惹かれて働いているそうです。
年に一回スタッフ全員で現地を訪れ、手摘みで収穫するそうで、それを楽しみにされていました。

精算時に全員に冊子を渡し、スタッフが創業ストーリーを語れる。
ここまでコンセプトが浸透しているカフェは、初めてです。
とても素敵だと思いました。

さて、キャロットケーキとカフェオレです。

提供前の話ですが、コーヒー豆を焙煎機にかけた後、何度も機械に振動を与え、粉を落としていました。
都度秤にかけていたところをみると、焙煎前後の重さに差がないか見ていたのだと思います。
味のためなのか、少しも無駄にしないという意識なのか。
前者ならこだわりを感じるし、後者なら持続可能性への配慮を感じ、いずれにせよ素晴らしいです。

キャロットケーキについては、語れるほど詳しくありません。
ただ、ニンジンの甘みと、レーズンや上に乗っているチーズフロスティングの酸味のバランスがめちゃくちゃ良かったです。

カフェオレは、酸味の少ないエスプレッソが使われているように感じました。
ミルクでまろやかな口当たりになっており、ほっと一息つくのに最適でした。


直前のランチでは少し失敗してしまいましたが、こちらのカフェが素晴らしく、すっかり気分を良くして退店しました。
味や雰囲気も当然良いのですが、やはりストーリーが体験価値を高めてくれるなと思います。
そして、それが店やスタッフにまできちんと浸透していると、居心地の良さを大幅に増進してくれます。

いや〜、いい時間でした、感謝。
ごちそうさまでした!

AKHA AMA COFFEE KAGURAZAKAカフェ / 神楽坂駅牛込神楽坂駅江戸川橋駅
昼総合点★★★☆☆ 3.6

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